美容室の予約システムの選び方|失敗しない4つの比較ポイントを解説

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「予約システムを入れたいけれど、種類が多すぎて選べない」——そんな悩みをお持ちではありませんか? 先に結論をお伝えすると、予約システムは「予約が取れるか」ではなく、カルテ・再来店・LINE・カレンダー連携の4つで比べるのがおすすめです。この記事では、比べ方の手順とよくある失敗を、順番に解説します。

「機能が多い=良いシステム」ではない理由

比較サイトを開くと、たくさんの機能と料金がずらっと並んでいます。つい「機能が多くて安いもの」を選びたくなりますよね。でも、ここに落とし穴があります。

お店で毎日使う機能は、実際には3〜4つほどしかありません。使わない機能がいくら付いていても、売上にはつながらないのです。むしろ画面がごちゃごちゃして、スタッフが「なんだか難しそう」と感じてしまい、せっかく導入したのに使われなくなる——これが一番もったいないパターンです。

大事なのは機能の数ではなく、「自分のお店の困りごとを解決してくれるか」。次の4つのポイントで見ていくと、ぐっと選びやすくなります。

美容室の予約システムを比較する4つのポイント

  1. カルテ(お客様の記録):施術の内容や髪の悩みを記録して、次の来店のときにすぐ見返せるか
  2. 再来店の仕組み:次回予約の案内や、しばらく来ていないお客様へのお知らせができるか
  3. LINEでの予約:お客様が普段使っているLINEだけで、予約から連絡までできるか
  4. カレンダーの一元管理:ほかの予約サイトや電話の予約もひとつの画面にまとめて、二重予約を防げるか

なぜこの4つなのでしょうか。理由はシンプルで、美容室の売上は「新しいお客様を集めること」よりも、「一度来てくれたお客様に、また来てもらうこと」で決まる部分が大きいからです。予約を受け付けるだけなら、正直どのシステムでもできます。差がつくのは予約の前後——お客様を覚えて、次の来店につなげるところなんです。

汎用ツールとサロン専用システムの違い

予約システムには、大きく分けて2つのタイプがあります。飲食店や教室などいろいろな業種で使える「汎用(はんよう)ツール」と、美容室のために作られた「サロン専用システム」です。4つのポイントで比べると、こんな違いがあります。

比べるところ 汎用ツール サロン専用システム
カルテ 別のアプリや紙で補うことが多い 予約とセットで施術の記録を残せる
再来店の仕組み 手作業での声かけが中心 来店の間隔に合わせたお知らせができる
LINEでの予約 通知だけの連携が多い 予約からやり取りまでLINEで完結しやすい
カレンダー管理 ほかの予約は手で入力しがち 他サイトの予約もまとめて二重予約を防ぐ
向いているお店 「予約が受けられれば十分」なお店 カルテや再来店までまとめて良くしたいお店

どちらが良い・悪いという話ではありません。「とにかく予約だけ受けられればいい」なら汎用ツールでも十分です。一方、「予約のついでにカルテや再来店の悩みも解決したい」なら、サロン専用システムが向いています。ちなみに、当サイトを運営するSalonWiseもサロン専用タイプのひとつです。

料金は「月額+手数料」の合計で見る

料金を比べるときは、毎月の基本料金だけでなく、予約1件ごとにかかる手数料もあわせて確認しましょう。

例えば、客単価8,000円のお店に月100件の予約が入るとします。もし予約1件につき売上の2%の手数料がかかる仕組みなら、手数料だけで月16,000円。月額5,000円のシステムのほうが、合計では安く済む計算になります。

  • 毎月の基本料金はいくらか
  • 予約1件ごとの手数料はあるか
  • 集客サイト経由の予約に、別の手数料がかかるか

この3つをメモして比べるだけで、「安いと思ったのに高くついた」という失敗はかなり防げます。手数料の考え方は予約サイトの手数料を取り戻す方法でくわしく解説しています。

失敗しない選び方の3ステップ

ステップ1:「予約以外の困りごと」を書き出す

予約を受けるだけなら、電話と紙の台帳でも回ります。あえてシステムを入れるなら、本当の悩みは予約のまわりにあるはずです。「常連さんが増えない」「無断キャンセルが多い」など、一番困っていることを紙に書き出してみましょう。例えば無断キャンセルに悩んでいるなら、無断キャンセルを防ぐ方法も判断の材料になります。

ステップ2:お客様の立場で予約してみる

お試し期間があるシステムなら、自分がお客様になったつもりで、スマホから実際に予約してみてください。アプリのダウンロードが必要だったり、入力が多かったりすると、お客様は途中でやめてしまいます。「自分の親でも迷わず予約できるか」が良い目安です。

ステップ3:今の顧客名簿を移せるか確認する

紙のカルテや今のシステムにある顧客情報を、新しいシステムに移せるかは事前に確認しましょう。移し方の手順は顧客データの移行ガイドにまとめています。

よくある質問

Q. 無料の予約システムではだめですか?

だめではありません。予約を受けるだけなら無料でも十分なことが多いです。ただし、カルテや再来店のお知らせなど「予約の前後」の機能は有料のことがほとんど。まず無料で始めて、物足りなくなったら乗り換える、という順番でも大丈夫です。

Q. 操作はかんたんですか?

最近の予約システムの多くは、スマホだけで使えるように作られています。お試し期間に「忙しい日の営業を1日回せるか」を実際に試してみるのが、一番確実な確かめ方です。

Q. 導入までにどれくらい準備が必要ですか?

メニューと営業時間の登録だけなら、多くのシステムで1〜2日あれば始められます。時間がかかるのは顧客名簿の移行なので、そこだけは余裕を持って計画しましょう。

まとめ

  • 予約システムは「機能の多さ」ではなく「お店の困りごとを解決できるか」で選ぶ
  • 比べるポイントは、カルテ・再来店・LINE・カレンダー連携の4つ
  • 予約だけなら汎用ツール、予約の前後まで良くしたいならサロン専用システム
  • 料金は月額と手数料の合計で比べる
  • 契約前に、お客様の立場でスマホから予約を試してみる

じっくり比べて、あなたのお店に長く寄り添ってくれるシステムを見つけてくださいね。

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