美容室の予約サイト手数料を減らす方法|常連を自社予約へ移す5つの手順

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「予約サイトからの請求を見て、ため息が出た…」そんな経験はありませんか? 先に結論をお伝えします。予約サイトは、やめなくて大丈夫です。新しいお客様はサイトから、常連のお客様は自社予約(LINEなど、お店が直接受け付ける予約)からと、窓口を分けるだけで、手数料の負担は少しずつ軽くできます。この記事では、その理由と、今日から始められる具体的な手順を解説します。

予約サイトの手数料は、なぜこんなに重く感じるのか

予約サイトにかかるお金は、大きく分けて2つあります。

  • 掲載料・月額:サイトに載せてもらうための固定費
  • 送客手数料:予約1件ごとにかかる費用。例えば「来店金額の数%」といった形で、プランやクーポンの利用によって変わるのが一般的です

重く感じる原因は、2つ目の送客手数料にあります。この費用は本来「新しいお客様を連れてきてくれたお礼」です。ところが実際には、何度も通ってくれている常連さんの予約にも、毎回かかり続けます

あなたのお店を気に入って通ってくれている方なのに、サイト経由で予約が入るたびに、紹介料を払い続けている——。ここが「もったいない」の正体です。しかも売上が伸びるほど手数料も増えるので、「頑張った月ほど請求が重い」という悩みが生まれます。

結論:解約ではなく「新規と常連で窓口を分ける」

「脱・予約サイト」と聞くと、「明日から解約!」を思い浮かべるかもしれません。でも、いきなりの解約はおすすめしません。予約サイトには「新しいお客様と出会える」という大きな価値があるからです。

やることは、とてもシンプルです。

  1. 新しいお客様は、今まで通り予約サイトで集める
  2. 2回目以降のお客様には、LINEなどの自社予約を案内する
  3. 手数料のかからない予約の割合を、少しずつ増やしていく

新規のための手数料は「投資」、常連にかかり続ける手数料は「漏れ」。まず漏れから止めるのが、リスクの少ない順番です。そもそもの再来店を増やす工夫は美容室の再来率を上げる方法でも詳しく紹介しています。

予約サイト経由と自社予約、何がちがう?

項目 予約サイト経由 自社予約(LINEなど)
主な役割 新しいお客様との出会い 常連さんの予約・再来店
1件ごとの費用 送客手数料がかかりやすい 原則かからない
お客様の情報 サイト側に残りやすい 自分のお店に残せる
再来店のお知らせ サイトの仕組みしだい お店の判断で自由にできる
価格 クーポン競争になりやすい 自分で決めて守れる

見落としがちなのが「お客様の情報がどこに残るか」です。サイトだけに頼っていると、連絡先や来店の記録が自分のお店に残りにくく、「サイトをやめたら連絡できない」状態になりがちです。自社予約への移行は、費用を減らすだけでなく、お客様とのつながりを自分の手に取り戻す取り組みでもあります。

常連を自社予約へ移す5つの手順

  1. 自社の予約窓口を用意する 多くのサロンにとって現実的なのは、お客様がふだん使っているLINEで予約まで完結できる形です。新しいアプリを入れてもらう必要がないので、つまずきが少なくなります。具体的な作り方はLINE公式アカウントで予約を自動化する手順をご覧ください。

  2. 会計のときに、ひと言そえる 「次回からはLINEでもご予約いただけますよ」——これだけです。押しつけず、「もうひとつの選び方」として渡すのがコツ。常連さんほど、手間の少ない方法を歓迎してくれます。

  3. その場で友だち追加と次回予約まで済ませる 帰宅後に操作してもらうより、会計のついでの数十秒のほうが確実です。ここまでできれば、手数料のかからない予約の道が一本つながります。

  4. 「サイト経由」と「自社予約」の割合を毎月見る 感覚ではなく数字で追うと、移行が進んでいるか、どの声かけが効いているかが見えてきます。この割合が、そのまま手元に残るお金に反映されます。

  5. 予約枠がぶつからない仕組みを整える サイトと自社予約の二本立てで怖いのが、同じ時間に予約が重なること。防ぎ方はダブルブッキングを防いで予約を一元管理する方法にまとめています。

よくある質問

Q1. 予約サイトを解約したら、新しいお客様が来なくなりませんか?

その心配があるからこそ、この記事では「解約」をすすめていません。新規はサイト、常連は自社予約、と役割を分ければ、出会いの窓口は残したまま、手数料の負担だけを減らしていけます。割合が十分変わってから、プランの見直しを検討すれば大丈夫です。

Q2. 常連さんにLINE予約を案内したら、嫌がられませんか?

「こちらのほうが便利ですよ」という案内なら、嫌がられることはほとんどありません。ふだん使っているLINEで、24時間いつでも予約できるのは、お客様にとってもメリットだからです。無理にすすめず、選択肢として伝えるのがポイントです。

Q3. 効果はどのくらいで出ますか?

お客様が来店するたびに1人ずつ移っていく形なので、数か月かけてじわじわ効いてくるイメージです。来店周期が1〜2か月のサロンなら、半年ほどで常連さんの多くに一度は案内できる計算になります。焦らず、割合の変化を毎月見ていきましょう。

まとめ

  • 手数料が重いのは、常連さんの予約にも毎回かかり続けるから
  • 解決は解約ではなく、新規はサイト・常連は自社予約と窓口を分けること
  • 移行のカギは、会計時のひと言と、その場での友だち追加・次回予約
  • 「サイト経由」と「自社予約」の割合を毎月数字で確認する
  • 予約が重ならないよう、枠の一元管理もセットで整える

なお、LINEでの予約受付・お客様情報の記録・他サイト予約の取り込みをひとつにまとめたい場合は、SalonWiseのような仕組みを使うと、二本立ての管理がぐっと楽になります。まずは自分のお店の「サイト経由の割合」を調べるところから、始めてみてくださいね。

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